スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夜と霧

夜と霧 新版
夜と霧 新版 ヴィクトール・E・フランクル 池田 香代子

おすすめ平均
stars苦しみの中から生まれた希望
stars生きる意味
stars体験者の「内側から見た」強制収容所
stars人間の奥底に眠っているものが、垣間見えたような気がする
starsふたつの種類の人間

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

米バージニア工科大の銃乱射事件で、
「学生を避難させようとして死亡した教授の1人が、ホロコーストを生き延びたユダヤ人だった」
というニュースを見て、昔読んだ「夜と霧」を思い出しました。アウシュビッツ強制収用所にいた、精神分析学者の手記です。

極限状態と言いますが、その究極だと思うんですよ。衛生状態劣悪なところに押しこめられ、粗末な食事で重労働に駆りだされ、いつかはガス室に送られて殺されるわけです。そんな状況に置かれたら、何もかも諦めて無気力になるか、生存本能をむき出しにしてあたりかまわなくなるか、どちらかだと思えるのですが、

この本には、そうした環境下でも、人間らしい思いやりとか尊厳とか、そういうものを無くさなかった人々のことが書いてあります。自分がそうなれる自信はないけれど、そういう人が確かにいて、そういうふうになりえるということは、勇気付けられる話です。

そして亡くなった教授も、そういう人だったのだろうと思います。息子さんは知らせを受けて、
「冷戦中、父は命がけで論文を発表していた。だから、父が犯人に立ち向かったと聞いても驚かなかった」
と話したそうです。ご冥福をお祈りします。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。