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THIS IS IT

『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』 を観ました。

これ、もし同じ素材で日本のテレビ局あたりが作ったなら、全く違ったものになるのでしょう。「トラブルが発生するが、解決」みたいなドラマを仕込みつつ、マイケルの死で盛り上げようとするのでは。

でもこの映画は、あくまで「ライブのメイキング映像」であり、ライブのリハーサルの様子を、ある種淡々と繋いでいます。出演者やスタッフの生の声だけで、ナレーションもありません。

それでも、この映画が感動的なのは、『本物』だからでしょう。一流のプロによる本物があります。

マイケルは、もちろん凄いわけです。ガンガン歌って踊りつつ、全体も見ていて、細かいところまで指示を出す様子は圧倒的で。でも、そのマイケルの注文に即座に応えるスタッフも凄い。本当に、その道の一流のスタッフなのでしょう。マイケルが凄い人だから、凄いキャストやスタッフが集まって、凄いものが作られるわけですね。

スタッフから「じゃあ、マイケルはどうしたいのか」と聞かれたりするのですが、彼の基本理念は「ファンに喜んでもらいたい」の一点であり、ブレがありません。筋金入りのエンターテイナーです。

マイケルを引き合いに出すのは、僭越極まりないのですが、僕も一応、「人様に喜んでもらえるものを作る」仕事をしています。スケジュールだの雑用だのに追われて、つい忘れがちになるのですが、基本を思い出させてもらいました。

また、信頼できるスタッフといっしょに、いいものを作り上げていくぜ、みんなでがんばるぜ、という「熱さ」も必要なんだよなーと。熱意が無いといいものなんて作れないし、仲間と熱意を共有できるのが最強だから。

マイケルは、常に人に喜んでもらいたい、元気をあげたい、と考えてきた人ですが、確かに、この映画から元気をもらいました。

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トランスフォーマー

一部で大評判のトランスフォーマーを見てきました。なるほど、これは映画館に行って見る価値あります。

とにかく、CGで動きまくるロボットがカッコよい。レンダリングのクオリティだけでなく、アニメーションとか演出とか全般的によくて、しかもボリューム満点です。クライマックスの戦闘シーンはたぶん30分くらいあるけど、見せ場の連続なので。

スタッフロールを見て気づいたけど、ILMとデジタルドメインの合作なんですね。そりゃ最高峰だよな。

ロボットは全長5m~6mくらいだと思いますが、このサイズもミソだと思えます。これより小さいと、見上げるような威圧感やパワー感に欠けるし、逆にこれより大きいと市街地で暴れまわるのは無理だし、現実感からも遠ざかるでしょう。現実感があることで強調される非現実感、というと逆説的ですが。

ストーリーは突っ込みどころ多数だけれど、気にしたら負けだと思う。ロボとの友情ストーリーではそれなりに盛り上がるので、まぁこんなもんでしょう。

米軍が全面協力していて、F-22やオスプレイといった最新鋭機の本物が登場するのも見どころです。どんなにCGでがんばっても、やはり本物の迫力はまた違いますからね。でも高価なF-22を、損耗率の高い近接航空支援には使わないと思うが・・・いやいや突っ込み禁止。

個人的にはAC-130が珍しくて良かった。ガンシップと呼ばれるもので、輸送機を改造して105mm砲と多数の機関砲を搭載し、地上のゲリラを見下ろしながら掃討するという凶悪な兵器です。こいつがロボにトランスフォームすると、さらに良かったですが。105mm砲を先行者みたくコ(ry

銀河鉄道の夜

昨日、”府中市郷土の森博物館”に行きました。目当ては”世界の昆虫博2007”で、わりと良かったですよ。大量の蝶の標本はリリカは怖かったようですが、カブトムシ・クワガタが放し飼いされているコーナーがあり、コーカサスオオカブトムシ等と遊べて満足してました。

ついでなのでプラネタリウムも見たのですが、全天周映像番組の”銀河鉄道の夜”が、思いがけずめっさ素晴らしかったのですよ。宮沢賢治の原作を3DCGやデジタルペイントで表現したもので、映像も音楽も猛烈にクオリティが高い。ぜんぜん期待していなかったので度肝を抜かれました。

汽車とともに疾走する映像は、全天周映像にとてもマッチしていて、本当に星の野原を旅しているようでした。

調べてみると、この分野で有名なKAGAYAというアーティストの作品なんですね。ほかの作品もぜひ見たいと思いました。府中のプラネタリウムでは9/2までやってるそうなので、興味のある方はぜひ。一見の価値ありますよ。

全国の上映館情報はこちら

ドリームガールズ

B000lp4pw801_ss500_sclzzzzzzz__3 ドリームガールズを見ました。ミュージカルの映画化ということで、ストーリーはたいして期待していなかったのですが(←偏見)、やはりたいしたこと無かったですね。「成功によって失うものもある」というありがちなテーマであり、成功するまでは面白いのですが、成功したあとの内輪モメの話がダラダラ長いです。物語の舞台である60年代は、ショービジネス界では黒人が露骨に差別されていたようで、そっちを掘り下げるのかなと思ったらそうでもなく。

でも、そういうことはあまり関係なくて、この映画の見所は歌でありダンスでしょう。楽曲がよいし、ショウのシーンの演出も素晴らしい。すごく素晴らしい。だからこれだけでも見る価値あります。

主役のビヨンセもいいですね。デビュー前の初々しい様子から、スターになった後の物憂げな様子の変化がよく出ています。このように、「短い上演時間の中に 長い時間が凝縮されて夢のように過ぎていく」のは映画の魅力の一つだと思うのです。

この物語のモデルになっているのは、シュープリームスモータウンレコードです。もちろんディーナ(ビヨンセ)がダイアナ・ロスですが、エフィーにあたるのがフローレンス・バラードで、彼女は酒びたりで死んでしまったんですよね。現実の方が過酷なわけです。

ジャクソン・ファイブを思わせる人達がちらっと出てくるけれど、そういえば彼らもモータウンでした。モータウン系アーティストに詳しければ、もっと元ネタが分かって楽しめるんでしょう。

トムとジェリー

アニメーション作家のジョゼフ・バーベラ氏が死去というニュースを見ました。
”トムとジェリー”は、僕の中では不朽の名作なので、感慨があります。

新しいものの方が、古いものよりも優れているのは普通のことです。技術は進歩するし、先達の仕事を参考にして、後進が新しいものを築くわけなので。

それなのに、古いもの、それも黎明期のものが最高であって、それを越えられないということが稀にあります。例えばバイオリンがそうですね。バイオリンが発明されたころに活躍した、グァルネリやストラディバリの作品が、今だに最高とされているわけです。不思議なことですが。

”トムとジェリー”は、僕にとってはストラディバリ級です。アニメーションの黎明期の作品ですが、これを超えるものは無いと思っているので。

なぜ超えられないかというと、一つには、今はもうこれほど手間が掛けられないのでしょう。作品履歴を見ると2~3ヶ月おきに発表されているのですが、つまり8分ほどの短編作品に、それだけの時間をかけているわけです。いわゆるフルアニメーション(24コマのすべてにちゃんと動きをつける)ですし、少人数(数人?)の本当に実力のある人が、丁寧に描いたのだと思います。とにかく演出にスキが無いので、何度もリテイクしたのでしょう。音楽も毎回、絵に合わせて作曲されていて、そのクオリティがまた激しく高いですから、これもじっくり時間をかけて録音したのでしょう。音楽に合わせて絵を書き直すこともあっただろうと思います。それくらい恐ろしくハマっているので。

当時ですら、コストのかかり方は許容範囲を超えていたようで、途中から”トムとジェリー”も外注されてクオリティがボロボロになっていますし、その数年後にはMGMはアニメーション製作自体を止めてしまいます。

ジョゼフ・バーベラ氏と、相棒のウイリアム・ハンナ氏は、その後自分のスタジオを作って、”フリントストーン”や”チキチキマシン猛レース”などを世に出しましたが、かつてのような作り方はできなくなったようで、リミテッドアニメーションになってしまったし、精緻な動きや演出は見られなくなってしまいました。これらの作品はわざわざ見たいとは思いません。でもトムとジェリーは、今見ても最高に面白いです。5歳の娘にもわかるみたいで、家にあるDVDのうち、最もリクエストされるのは断然、トムとジェリーですね。同じものを数十回は観ていると思いますが。

ジョゼフ・バーベラ氏の冥福を祈りつつ、今晩、何十回目かの”トムとジェリー”を観ようと思うのでした。

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原作を読んだのは、高校生の頃だなぁ。いまごろ映画化されるとは。

これは孤高の作品で、他に似たものがないので、カテゴライズできません。あえて言えば、ドタバタコメディSFなんですが、ストーリーは壮大で、哲学的ですらあります。名作です。

登場人物はみんなクセモノだし、話は混み入ってるし、映像化は大変だろうな、と思っていましたが、いやいやどうして、原作の雰囲気が、とてもよく出ていると思いましたよ。

特撮は、CGIをあまり使わず、着ぐるみやミニチュアがほとんどのようですが、これはこれでいいんじゃないかと。あえてチープに作ってるシーンもあるような。でも”惑星工場”のシーンとか、要所はスペクタクルしています。

原作と違うといえば、ラブストーリーの要素がちょこっと入ってますが、トリリアン役のズーイー・デシャネルがとてもキュートなのでオッケーです。

原作を読んだことの有る方はもちろん、無い方にもぜひ、オススメしたいですね。SFマインドが少しでもあれば、笑って楽しめるはずです。

NANAを観たけど

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以前にFMで、中島美嘉がこの映画の話をしていて、面白そうだから見てみよう、と思っていたのでした。原作のコミックスは読んでいないのですが。

ストーリーは、まぁ悪くない。ナナと奈々の友情が、この物語のテーマだと思うんですが、そこは説得力あると思います。中島美嘉の演技も、わりといいですね。

問題なのは演出で、特にライブのシーンは、なんだあれは、と。演奏シーンでドカーンと盛り上げるのが、この手の映画のセオリーだと思うのですが、アングルといい、カット割りといい、照明といい、なんかもう酷い。 観ながら、頭の中で何十回も、”何じゃこりゃー!”という疑問符が飛んでいました。そのへんのミュージッククリップのほうが、100倍マシでしょう。これですべてが台無しでしたね…

夫婦円満・家内安全

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stars予想を上回るできばえ
starsSHALL WE DANCE
stars想像以上に面白かった!!
stars心にしみる作品
starsなんと!夫婦愛に胸キュンムービー。

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いい映画だと思いましたね。周防監督のオリジナルも、まあ好きなんですが、こちらのほうが好きだな。

キャラクタもストーリーも、ほとんど日本版そのまんまなのですが、主人公の奥さんの描かれ方が違っていて、夫婦の絆というか、それが大きなテーマになっていますね。

奥さんの「人はなぜ結婚するのか」の話や、主人公の「僕がただひとつ誇りにすることは…」といった台詞は、共感できます。そうなんだよね、と。

アビエイターを観たけれど…

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starsマーティン・スコセッシ版「市民ケーン」という感じ。
stars演出のまずさで、感情移入が出来ない
starsここで終わっちゃうの?、て感じ
stars長かった・・・。
starsアビエイター

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ハワード・ヒューズというと、”大富豪”で”冒険飛行家”で”飛行機設計者”という、男子がこうありたいという夢をすべて実現したような人であるわけですが、この映画を見て、実は強迫神経症に悩まされ、辛い人生を送った人であることを知りました。

しかも、この映画はその”神経症”の側面を強調しているところがあって、どうもトーンが暗いし、長ったらしいし、正直、好きじゃないです。長々と神経症の描写をして、この監督はなにを訴えたいのだろうか? 

ハワード・ヒューズは、航空機で成功した後、これからは宇宙だ!と、初の商用人工衛星を飛ばし、ヒューズ社を人工衛星のトップメーカーにしたのですが、そのあたりのことはカットされております。

たぶん、単なる偉人伝やエンタテイメントではない、文芸作品?にしたいという意図があるのでしょう。アカデミー作品賞最有力候補だったそうなんで、なにか良さがあるんでしょうが、僕には分からず、でした。

健康のため吸いすぎに注意しましょう

コンスタンティン
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おすすめ平均 star
star複雑だなあ、ストーリーが
starクールなキアヌが最高です!
star面白い~

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「コンスタンティン」を観ました。天使と悪魔の争いに巻き込まれた主人公、という、しばしば見かける設定のお話であり、ゲーム好きの人であれば、”ああ、メガテンね”って感じだと思いますが、これはもっと宗教色が強いです。キリスト教の設定を再構成してみたが、枠組みとしてはキリスト教から出ていないという感。アメリカにはキリスト教原理主義者も多いですから、このあたりがギリギリなんでしょうか。

ちょっと残念なのは、罰当たりな野郎であるジョン・コンスタンティンが、最後に”そういう心境”になったのはなぜか、という説得力が不足気味なことですが、全体としてはとても楽しめたし、演出や音楽もクオリティ高いです。

これはハードボイルドものでもありますね。主人公はクールで皮肉っぽく、時に芝居がかっている。モノローグが入るのも、いかにもハードボイルド的。いや、ハードボイルド好きなんで、シビれます。

ハードボイルドさんに欠かせない、ジッポのライターを扱うシーンがしばしばあるんですが、実はそれも伏線の一部であったりします。

タバコのみの人は、ルシファーに対して、「あ、私にもひとつ、それお願いします」と言いたくなるシーンがあるでしょう。でもあんなことは現実にはありませんからネ。

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